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コラム

Neuro Diveで学ぶ先端ITスキル
デジタルマーケティング領域での活躍を目指す【前編】

2022.05.02

Neuro Diveでは「機械学習・AI」「デジタルマーケティング」「ビジュアライゼーション」「業務効率化」といった4つのIT領域で活躍できるデジタルトランスフォーメーション(DX)人材を育成しています。今回は、「デジタルマーケティング」領域において求められるスキルや学習のポイント、成果物事例について前編、後編の2部構成でご紹介します。

発達障害と親和性が高い、IT人材としての柔軟なはたらき方

Neuro Diveを利用開始される方の中でデジタルマーケティング領域での活躍を希望される方は非常に多くいらっしゃいます。理由としては、デジタルマーケターや、ITエンジニアという言葉に対する憧れや、この領域で活躍したいという願望、そして、はたらき方のイメージを持っている方が多いように思います。

障害者雇用という枠組みの中で、私たちはNeuro Diveを利用されている方々が障害特性を活かし、先端IT領域で活躍できる人材育成をミッションとしています。当然、そこには先端IT領域で活躍する人材の給料レンジを上げることも含まれます。しかし一方で障害特性によって苦手なことや、出来ないことも当然あります。そんな彼らにとって、親和性が高いのが、いわゆるIT人材として憧れを抱く「自由なはたらき方」です。 ここでいう「自由なかたらき方」とは、障害特性をカバーできる柔軟性を兼ね備えたはたらき方を指します。例えば発達障害の特性として、睡眠障害を合併することがありますが、朝が弱く時間通りに活動することが難しい方も、フレックス勤務ならそこに自由度があります。また対面でのコミュニケーションが苦手な方も、リモートだったら、チャットツールを活用したはたらき方などでクリアできます。これらに共通しているのは、発達障害の特性を、時間や場所に縛られない柔軟なはたらき方によってカバーできるということです。

   

デジタルマーケティングの学習手法

希望の就職先にあわせたスキルセット

この領域のスキルセットは、初期段階で決めた進みたい業界や業種など自分の就職希望先から逆算して決めます。デジタルマーケティングという職種に求められるスキルセットが多いのは事実ですが、発達障害の特性としてマルチタスクを担うことを苦手とする為、幅広くスキルを習得しても実務では効果を発揮しにくいです。Neuro Diveではでは幅広くマーケティングスキルを身に付けるのではなく、就職希望先の企業分析をしっかりと行い、その企業で求められるマーケティングのスキルセットの習得に注力しています。

企業分析と情報収集が重要

企業が実際に行っている分析事例や発表しているデータ、取り組んでいる社会課題は、ある程度はインターネットから集められますし、企業によっては事業展開や各種レポートをホームページ上に公開しているケースもあります。
集めた情報から、実際に使用されているBIツールや、分析方法も知ることができます。つまりその企業の中で行っている手法と、同じレベルのスキル習得が目標になります。ここで「デジタルマーケティング人材になる」を目的にすると膨大なツールや技術、知識が必要になってしまいます。就職希望先の企業がどのようなスキルを持ったデジタルマーケティング人材を求めているかを分析すると必要なスキルセットは意外と絞り込めますので、目指す企業にあわせて、狭く深くという戦略で個別に学習カリキュラムを作成しています。

デジタルマーケティングの学習プロセス

「機械学習・AI」「デジタルマーケティング」「ビジュアライゼーション」「業務効率化」これら4つのIT領域では、基本ツールの使い方やプログラミングの知識は全部共通して必要です。例えばビジュアライゼーション領域を目指す方であっても、RやPythonを学習します。デジタルマーケティング領域を目指す方は、基本ツールを習得するとともに、WEBアクセス解析ツールのGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)を先ず取得していただきます。その上で、提案力や具体性、分析の深さといった、実践的な「伝える力」を伸ばしていきます。

成果物作成を助ける「独自性」と「応用力」

この領域の学習は成果物のテーマ設定において、実務経験がないと難解になりやすいです。例えばプログラマーであれば、どういったプログラムコードを書いたか等、成果物として個人のスキルをわかりやすく伝えられますが、マーケティングの観点では実務で何を達成したかということでしか測れないというのが殆どです。
マーケティングの実務経験者であれば、どのようにKPIを設計して施策に関わり、どのぐらいの期間で達成したのか、売上に貢献したかが経験値として語れますが、これらを実務ではなく表現するには、市場にあるマーケティングデータをもとに、調査可能な範囲で成果物を作るしかありません。実務ではなく仮説ベースで説得力を持たせられるのか、それがデジタルマーケティング領域における成果物作成の難しさです。
そこを打破する為に必要なのが、独自性と応用力です。マーケティングの実務経験が無い方は日々の生活で気になることや、社会課題など、普段からアンテナを張りかつ敏感に記録しておくことが重要です。生活の中で不自由に感じることや出来事を流さずに覚えておき、それをきっかけに調べる。ここに個人差が出ます。デジタルマーケティング領域で就職したい人達は市場に多くいらっしゃいますし、実務経験者も多い。その競争の中で選ばれるには、自分が思いついた独特の視点は非常に重要であり、スキル評価をする時は、いかにその人の考え方が反映されているかでしか差別化ができません。テーマ設定に独自性があるかどうか、その先の分析がどれだけセオリー通りであり希望する企業とマッチしているか、もしくは応用の効くものであるか、この独自性と応用力といった相反する要素が求められます。
独自性は課題設定の着眼点として「凄い」と思わせることがまず必要であり、その上で、マーケティングにおけるセオリーもきちんと抑えていることを証明する。Neuro Diveではこれらポイントを抑える戦略をしっかり学習計画に落とし込み、成果物の完成度を上げていきます。

次回「後編」ではデジタルマーケティングで求められるスキルレベルや成果物事例について紹介します。

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