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Neuro Dive内定者インタビュー
「障害があっても可能性は広げられる」

2020.03.23

Neuro Diveへ通われて内定・就職が決まった、さまざまな年代・障害のある方の事例をご紹介します。

K.Tさん(30代)
Neuro Dive秋葉原の利用期間:約5か月
発達障害[注意欠陥・多動性障害(ADHD)・ 自閉症スペクトラム障害(ASD)]
前職:塾講師 / 広告代理店 アカウントプランナー
内定先:大手アパレル企業 デジタル戦略本部 デジタルマーケティング部 EC担当

本音と建て前を使い分けなければいけない社会に馴染めなかった

大学までは大きな壁にぶつかることもなく、中学、高校、大学ではそれぞれの課外活動で部長を務めるなど、率先してリーダーシップをとることが多かったです。でも、大学を卒業してはたらき始めてからは、それまで培ってきた「自主性」が全く求められていないな、と思い始めました。例えば職場で先輩と話をしていて「それ違うんじゃないですか?」と言うと「お前が言うな」と注意されることもありました。なぜそれを言ってはいけないのかわからないことが多くて。言っていいことと、言ってはいけないことの区別がつかず、本音と建て前を使い分けなくてはいけない社会に馴染めなかったです。今思えばその時から自閉症スペクトラム障害(ASD)の傾向が出ていたのかもしれないですね。

医師の診断を受けようと思ったきっかけは、友達から「お前もADHDじゃない?」と言われたことです。その時は怒りや戸惑いはなかったですね。「ADHDって何?」って感じでピンときていなかったです。その友達というのは僕がとても信頼している人で、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の診断を受けていました。正直私が注意欠陥・多動性障害(ADHD)について解っていなかった部分もあったので、当人が言うならそうかもしれない、と軽い気持ちで診察を受けてみようと思ったことがきっかけでした。

ネガティブな話ばかりで終わる、障害の診断を受けてからの就職活動

障害の診断を受けてから最初は障害者枠で就職活動を始めましたが、自分がやりたい事と募集内容のミスマッチに悩みました。このまま障害者枠で活動をしてもはたらきたい企業と出会えることが難しいと感じ始めてから一般枠での就職活動へ切り替えました。しかし障害があることを企業に開示した上で、かつ一般枠での就職活動となると、障害特性を理解してもらうことの難しさがありました。

注意欠陥・多動性障害(ADHD)はミスが多いという特性があります、面接では「どういうミスがあるの?」だとか「どういうシチュエーションでミスするの?」といった質問ばかりで企業側からは「この人は仕事をまかせられないくらいミスをするのではないか」と思われてしまう。障害の特性に関する説明であったり、出来ない事・苦手なこと、前職の退職理由などネガティブな話で選考が終わることが多かったので、思い切って一旦就職活動を止めて「急いで答えを出さない」といった気持ちに切り替えて就労移行支援事業所を探し始めました。

Neuro Diveとの出会いは運命的でした

就労移行支援を利用しよう思ってから10カ所近くの事業所を調べたと思います。そんな中Neuro Diveを知ったのはパーソルチャレンジが運営する就労移行支援「ミラトレ」へ見学に行った時に紹介されたことがきっかけです。先端IT分野に特化した専門性スキルを学べること、大手人材会社が運営しているという安心感があることも大きな要因ですが、決め手となったのは通いたいと思っていた時期と開所のタイミングが一緒だったことが一番大きいです。途中から入るといった心理的ハードルもないですし、私にとって一番良いタイミングで巡り会えたことは運命的じゃないかって思っています。説明会後の個別面談では利用したい気持ちが固まっていたので、その場で「入ります」と利用する意思をお伝えしました。

自分の強みや、弱み、キャリアを言語化できた

前職は広告代理店でアカウントプランナーとして広告運用を担当していました。自分のキャリアを改めて見つめなおすきっかけは、取引先の企業が広告運用を内製化され始めたことです。集客から顧客との関係性構築まで一貫して担当できるようなマーケティングがしたい、それには事業会社ではたらくべきではないかと考えました。

Neuro Diveに通い始めた当初から「こうなりたい」という明確なゴールはありましたが、今の自分に何が具体的に足りないのか、それを補うためにどう学習していくべきかがわからなかったんです。今後のキャリアプランについて具体的なイメージを掴めるように自分のなりたい姿、理想のはたらき方を伝えてITテクノロジーアドバイザーの早川さんと一緒に学習計画をたてていきました。Neuro Diveに通わなければ自身のキャリアプランを言語化できていなかったかもしれません。自分の強みや弱みを個別面談やワークショップを通じて俯瞰してみることができ、気づけたことも大きなメリットだと思っています。

ファッションが好き。自己表現が好き。大手アパレル業界のEC担当として採用

内定先は複数のブランドを扱う総合アパレル会社です。デジタル戦略本部デジタルマーケティング部でECサイトの広告運用を担当します。代理店との折衝業務や、サイトを作っているグループ企業とのやり取りなど、関連企業との窓口としてフロントに立ち、コスト管理をしながら反響を上げていくことが私のミッションです。

選考について、1回目は内定先企業の方がNeuro Diveの事業所に訪問された際に自己紹介含めこれまでの経歴についてお話をさせていただき、この時に好印象をいただけたことから採用を前提とした選考を進めたいという流れになりました。2回目は本社へ伺って人事の方と現場責任者の方とお話をしました。そこでミスマッチではないという判断をいただき、後日電話で内定の連絡がありました。 採用の決め手は、これまでのキャリア、やりたい事、事業所で勉強していることと成果物、これらを順序だててお伝えしたことにより企業側に共感していただけたことだと思います。また、成果物についてはITテクノロジーアドバイザーの早川さんとたてた個別の学習計画に沿ってデータのビジュアライズを学習していたので、課題解決に向けてどういったデータを扱い、可視化するかについてしっかりとPRができたことにも手ごたえを感じました。

今回アパレル業界で内定をいただけたことはとても嬉しいです。もともと見た目を気にするタイプなのでファッションを選ぶ際もデザインにこだわりを持っていました。アパレル業界を受けたのは、ファッションが好きなことと、自己表現をしたいという気持ちの延長だったのかもしれません。今は内定先の企業ではたらくことがとても楽しみです。

自分次第でいくらでも可能性を広げられるのがNeuro Dive

発達障害の人の中にはコミュニケーションがあまり得意でない人も多いと思いますが、Neuro Diveはコミュニケーションや自己管理が苦手な人には職業準備性の講座で補うことができますし、先端IT分野のスキルを高めたい人は、専門スタッフと一人ひとりに合わせた学習計画をたてながら学ぶことが出来ます。自己完結出来る人間とまではいかなくても、自分からの働きかけに対してしっかりスタッフの方がサポートしてくれますし、「どうなりたいか」を尊重してくれる。好きなこと、尖がっている部分を伸ばそう、というのがNeuro Diveのスタンスだと思います。

障害の特性によって可能性を閉ざしてしまうのではなく、障害があっても自分次第でいくらでも可能性は広げられると思います。目標に向かって意欲的にはたらきたい、専門性を磨きたい人に是非Neuro Diveを利用してほしいと思います。

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