お知らせ&コラム

2022.1.20

津田塾大学主催キャリアガイダンス
「就職活動の前に知っておきたいこと」に講師として登壇しました

2021年12月15日(火)、津田塾大学学生生活課・インクルーシブ委員会共催のキャリアガイダンスに「コミュニケーション・サポート・プログラム」(CSP)スタッフが講師として登壇しました。

今回は、障害や体調不安、留年や休学など就活の難しさを感じている学生を対象にウェビナーで実施し、学生やご家族15名近くの方にご参加いただきした。

就職活動前に知っておきたいことをテーマに、以下についてお話ししました。

  • 障害者雇用制度と就職の現状
  • 合理的配慮の考え方
  • 就職活動前に知っておきたいこと(「就職するとはどういうこと?」、「就職活動って何をする活動?」等)
  • はたらく選択肢(卒業後の進路の選択肢や考え方)

また、学生からは、精神疾患を開示して一般枠で就職活動をすることへの不安や、企業への休学の伝え方に関して質問がありました。

当日参加者からいただいたご感想を一部ご紹介いたします。

【参加者からいただいたコメント】

  • 就職活動における「働くことが出来そうか」という意思を明瞭に伝える事の重要性について理解しました。
  • 「はたらく選択肢」を聴き、自分が無理のない範囲で挑戦していくという発見が新たにできました。
  • 最初の就職形態が障害者雇用であったからといって、その後ずっと同じ就職形態でなくとも良いということを知りました。
  • 障害者手帳の取得を迷っていたので、手帳を持っていたとしても選択の幅が大きいこと、また開示、非開示であっても様々な就労形態を選択肢として視野に入れることができる事は知れて良かったです。
  • 企業側が何を考えているのか、その基本を知ることができ、今後の土台にできると感じました。
  • 一般枠の就職を目指しているのですが、なかなかうまくいかないことや、情報をうまく得られていないこと、その他普通の人では抱えないような不安でいっぱいいっぱいになっていたので、今一度就活の流れや企業側からどう思われているかなど、基本的な部分を振り返ることが出来て良かったです。
 

【学生生活課からいただいたコメント】

障害者枠の就職活動に対する誤解や不安解消のために、「就職活動を始める前に知っておきたいこと」のセミナーを実施しました。このセミナーの目的は2つ、「就職するとはどういうことなのかを考える」、「働くことの選択肢を理解する」です。丁寧に解説いただき、参加学生からのアンケートでは満足度の高い結果となりました。スライドに図表を用いてあったので、分かりやすかったようです。今後は、個々の事情に沿った支援の在り方にアドバイスをお願いします。

CSP事務局は今後もプログラムやキャリアガイダンスを通じ、就職活動に不安を感じている大学生を支援してまいります。学内キャリアガイダンスの講師も行っておりますので、お気軽にご相談ください。