お知らせ&コラム

2023.07.06

北里大学主催
「コミュニケーションが苦手な学生のためのキャリアガイダンス」に講師として登壇しました

2023年5月20日(土)、北里大学主催の「コミュニケーションが苦手な学生のためのキャリアガイダンス」に、「コミュニケーション・サポート・プログラム」(CSP)スタッフが講師として登壇しました。
今回はコミュニケーションが苦手な学生や障害や疾病、体調不安等で就職に不安のある学生を対象にオンライン形式で実施しました。

今回は第一部のキャリアガイダンスと第二部の学内CSPの二部構成で実施し、これからのはたらくを考える・自分自身のコミュニケーションについて気づきを得る機会となりました。

第一部のキャリアガイダンスでは、以下の内容をお伝えしました。

  1. ・こんな不安感じていませんか(はたらく上で必要なコミュニケーションの力とは?)
  2. ・障害者雇用制度と就職の現状
  3. ・雇用の原理(一般雇用と障害者雇用の違い)
  4. ・就職活動前に知っておきたいこと
  5. ・はたらく選択肢

第二部の学内CSPでは、当社主催のCSP 1dayを学内プログラムとして実施しました。当日は学部1年生から4年生の学生6名が参加し、以下のプログラムを実施しました。

【学内プログラム(13:00~16:00)】

  1. ・オリエンテーション:CSP参加の心構えを知る・目標の共有など
  2. ・コミュニケーションワーク:コミュニケーションの構造を学び、コミュニケーションとは何かを知る
  3. ・ショートディスカッション:コミュニケーションワークでの学びを活かしながら、自分の考えを言葉にして相手に伝える体験をする
  4. ・学びや気づきの振り返り・まとめ

当日の参加者からいただいたご感想を一部ご紹介します。

【第一部 キャリアガイダンスについて】

  • 就職とコミュニケーションの関係を深く知る事ができた。何が自分にできそうか、ちゃんと考えてみようと思う。
  • 障害者雇用のイメージが変わり大変ためになった。
  • コミュニケーション、話す事が上手である必要はない事が確認できた。

【第二部 学内CSPについて】

  • 参加して良かった。自分の意見を言ったときに、他の人から「いいね」と言ってもらったことがあまりなかったので、自信になった。
  • 普段のコミュニケーションでは相手に伝わっているかの確認をしていなかったので、すれ違いが起きていたと分かった。
  • ディスカッションをやってみて、回数を重ねるごとに自分のわからないことを質問し確認することできた。今回学んだディスカッションのポイントを、今後の実習や話し合いの場でも生かしていきたい。

また北里大学就職センターの教職員様よりご感想をいただいておりますので、ご紹介いたします。

一昨年に続き「コミュニケーションが苦手な学生のためのキャリアガイダンス」をオンライン開催し、今回はパーソルダイバース株式会社様に講師をお願いいたしました。第一部をガイダンス、第二部を学内CSP(コミュニケーション・サポート・プログラム)として開催していただきました。
第一部のガイダンスは参加者への配慮として「匿名・カメラオフ参加可」としたことで、予想を上回る申込がありました。参加した学生からは「コミュニケーションに関する不安が軽減された」、「コミュニケーションの基礎や就職とは何かなど基本を知ることができた」、「障がい者雇用制度を学ぶことができた」などの声が多く聞かれました。次回開催時は、障がいの無い参加者にとってもより有意義なものになるよう、工夫したいと考えています。
第二部の学内CSPでは、表情の硬かった参加者もプログラムが進むにつれ表情が柔らかくなり、後半のディスカッションでは自らの役割をしっかり果たしている姿が印象的でした。プログラムに参加した学生からは、「ショートディスカッションを通して、自己理解と議論の上手な進め方への理解が深まった」などの声を聴くこともでき、効果を確認することができました。参加者の充実感が伝わってくるようで、開催していただいて本当に良かったと思っています。ありがとうございました。

学生支援プログラム事務局ではキャリアガイダンスやワークショップなどの企画・運営も承っております。ご希望に合わせてご用意しておりますので、お気兼ねなくお申し付けください。

今後もプログラムやガイダンスを通してコミュニケーションや就職活動に不安を感じている大学生の皆様を支援してまいります。

※北里大学様の表記ルールに合わせて「障がい」と記載しております。