お知らせ&コラム
2022.08.29
淑徳大学様主催キャリアサポートセミナーに講師として登壇しました。
2022年7月28日(木)、淑徳大学キャリア支援センター主催のキャリアガイダンスに「コミュニケーション・サポート・プログラム」(CSP)スタッフが講師として登壇しました。
今回は、障害や難病、内部疾患などにより、進路選択に不安を抱えている学生や保護者、長引くコロナ禍において不安を抱いている学生を対象に2部構成でオンラインにて実施し、10名以上の方にご参加いただきました。
当日は以下についてお話ししました。
第1部:「働くことと、幅広い進路の選択肢を知ろう」~就職活動前に知っておきたいこと~
障害者雇用制度と就職の現状
知っておくべきこと
就職活動前に知っておきたいこと
はたらく選択肢(卒業後の進路の選択肢や考え方)
第2部:「背伸びをしない自己理解セミナー」~等身大の自分らしさを見つけよう~
『私』の就職活動をしよう
なぜ自己理解が大事なのか
『強み』を探すのをやめよう
当日参加された方々からいただいたご感想を一部ご紹介いたします。
【学生】
- 企業の採用担当者側が考えていることについても、知ることができた。
- 人と比べるのではなく、自分のできることが何であるかを見つけることの大切さを感じた。
- 自己理解について考えることができた。とても分かりやすく、就職活動をするうえでも、参考になることが多かった。
- こんなことは考えなくていいよ、と提示されていた考えが全て心当たりのあるものだったため、すごく印象に残った。この考えがあったから、自信につながらなくなって、就職活動に対して不安を感じていたんだなと思った。
【保護者】
- 一般的な就職という進路以外に、就労支援などいくつもの選択肢があるとわかって今後のこどもの進路選択の際に参考にできると思った。
淑徳大学キャリア支援センター教職員様からのご感想もご紹介いたします。
昨今、精神疾患や発達障害の学生が増加し、就職活動の難航や就職後の早期離職など、本学でも支援上の課題が大きくなっています。就職にあたり、職場への配慮を求めるか(=障害を開示するか)で悩む学生や、就職活動のゴールを内定獲得に据えてしまいがちな学生に、様々なはたらき方の選択肢があることや企業側の視点を知ってもらいたいと考え、今回のガイダンスを実施しました。パーソルチャレンジ株式会社様は、障害者雇用に特化した事業サービスを展開し、求職者支援と採用支援の両方に精通されていることと、特例子会社の側面も併せ持っていることから、幅広い知見に基づき大変分かりやすいお話をいただくことができました。「はたらきやすい環境は与えてもらうものではなく、自らの発信と相互理解によって獲得するもの」という内容がとても印象深く、私たち職員の学びの機会にもなりました。
今回のガイダンスでは、当事者である学生だけでなく一部の保護者の方にも参加いただきましたが、それぞれの立場から気づきの多い時間になったようです。この度は本当にありがとうございました。
CSP事務局は今後もプログラムやキャリアガイダンスを通じ、就職活動に不安を感じている大学生を支援してまいります。
大学内でのキャリアガイダンスの講師も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
淑徳大学様の表記ルールに合わせ「働く」と記載しております。