お知らせ&コラム

2022.7.21

CSPのご紹介
~「はたらくイメージ」がつかめるCSP 3daysとは?~

コミュニケーション・サポート・プログラム(CSP)では、学年を問わず、コミュニケーションに課題を感じている大学生以上の方を対象に各種プログラムを提供しています。今回はCSP事務局スタッフから、CSP 3daysについて、よくある質問やプログラム実施の様子についてご紹介します。

CSP事務局スタッフ紹介

CSP事務局の藁科(わらしな)と申します。
ゲームと映画鑑賞が好きで、休日はおうちでのんびり過ごしています。
<CSP参加ご検討の方へ>
「失敗したらどうしよう」、「上手にできないかもしれない」など緊張や不安があると思いますが、CSPでは「安心してチャレンジできる場所」をご用意しています。コミュニケーションや自分自身についてヒントを得たいと思っている方は初めの一歩として、ぜひご参加ください。

CSP事務局の内山(うちやま)と申します。
初めて会う方から親しい友人まで人の話を聴くことや、知らない街を探訪することが好きです。
<CSP参加ご検討の方へ>
コミュニケーションや自分自身について新たな気づきと「できる!」を沢山実感できる時間を一緒に作っていきましょう。CSPでお待ちしております。

CSP 3daysの参加条件などはありますか?

内山:過去にCSP 1dayを受講した方がCSP 3daysにもご参加いただけます。また、グループでのディスカッションを中心に、就職活動につながるプログラムを提供しているため、学部3年生以上の方を中心に参加いただいています。CSP 1dayと同様にオンラインで実施しておりますので、全国どこからでもご参加いただけます。
「就職へ向けて準備したい」「本格的な就職活動が始まる前にはたらくイメージをつかみたい」といった職場でのコミュニケーションを意識して参加される方や「CSP 1dayに参加した学びを活かし自己理解を深めたい」といったモチベーションでCSP 3daysに参加されている方が多くいらっしゃいます。

CSP 3daysのプログラムについて詳しく教えてください

内山:CSP 3daysは3日間5名前後のチームでディスカッションを中心にグループワークに取り組みます。集団におけるご自身のコミュニケーションの特徴について知りたい方におすすめのプログラムです。1つのグループワークに1時間以上かけて取り組みます。ここでワークの一例をご紹介すると、1日目は「“質問する”を考える」、これは質問することへの苦手意識を軽減することをゴールにしています。
2日目は「意見が異なる人との合意形成を体験する」、コンセンサスゲームを行います。3日目は「社会課題をビジネスで解決する」ための企画作りに挑戦します。
※コンセンサスゲームとは、与えられた課題に対してグループ全員で話し合い、ゲーム形式でコンセンサス(合意)を形成するグループワークです。

藁科:CSP 3daysでは自分の意見を伝える、相手の意見を聞く、といった双方向のコミュニケーションを通じて苦手部分はどのようにチームでサポートするのか考えます。チーム内における自分の役割や、コミュニケーションにおける得意不得意の気づきを得ることで自己理解が深まります。

プログラム実施の様子について教えてください

内山:CSP 3daysは3日間同じチームメンバーでワークに取り組みます。チームで進行役や書記、タイムキーパーなど役割分担を決める時も、みなさん楽しみながら話し合っている様子が多く見られます。事務局側では各ワークの説明やサポートも行いますが、ディスカッションが始まるとみなさん率先して進められています。

藁科:参加メンバー同士助け合う状況が自然と生まれ、わきあいあいとした雰囲気で取り組まれています。実際に、「普段より意見が言いやすかった」といったという感想を多くいただいております。

参加学生は、参加前と後でどのような変化を感じられていますか?

内山:2022年春のCSP参加者アンケートからは90%の学生が「自己理解が深まった」と回答、80%の学生が「参加を通じてはたらくイメージをもてるようになった」と回答しました。例えば「グループワークを通じてリアクションや言葉遣いなど、他者から言われて自分の長所に気づいた」、「議論の整理や方向性を定めることが得意だと気づいた」といったポジティブな声をいただいています。
一人で自己分析をするのは限界がありますが、CSP 3daysでは事務局からのフィードバックに加えて、3日間一緒に取り組んだチームメンバーも相互にフィードバックします。各ワークを通じてチームで取り組む意味を俯瞰して考えることに繋がっており、「他者との考えのミスマッチについて理解が深まった」、「はたらく上で、環境や誰とはたらくかがいかに大切か考えるきっかけになった」という声もいただきます。これらの感想からもCSP 3daysははたらくイメージに直結するプログラムであるといえます。

藁科:参加学生は自分を客観的に見ることが苦手な方が多いように思います。参加後のアンケートからは、他者からのフィードバックによる気付きを得られた方が非常に多いです。

質問:自己に対する理解は深まりましたか

※2022年春のCSP/アンケート回答者20名

質問:CSP 3daysを通して、はたらくイメージを持つことができましたか

※2022年春のCSP/アンケート回答者20名

プログラムの満足度はいかがですか?

藁科:2022年春のCSP参加者アンケートでは95%の学生が「満足」と回答。「CSP参加したことで卒業後の進路を考えるようになった」といったように自分軸で進路を考えていけるようになった方も多くいらっしゃいます。

内山:最初はCSP 1dayに申し込むことを躊躇っていた方も、CSP 3daysまで参加されて「自分にチームのまとめ役ができるとは思わなかった」といったように、新たに自分の長所を発見できるようになった変化や、今まで一人で作業する方が好きだった方も「チームで活動するメリットを感じた」、「考えが異なるからこそディスカッションすることの面白さに気づいた」という声をいただいています。

藁科:自己理解について、学校で知る側面とCSPを通じて得られる側面に違いはあると思います。CSPでは評価は関係なく気持ちを楽にして自分を知れる場です。参加学生のみなさんが普段とは違う環境で新たな自分を知れたことが満足度の高さに現れていると思います。

質問:CSPの満足度を教えてください

※2022年春のCSP/アンケート回答者20名

2022年夏のCSPについて詳しく教えてください

内山:2022年8月9月の夏休み期間に夏のCSPが開催されます。8月1日から1dayがはじまります。9月28日まで1dayは27日程、3daysは5日程ございます。1回定員は6名程と少人数ではありますが、各回ともにみなさまがじっくりコミュニケーションにむきあえる環境づくりに努めます。不安が強い方もしっかりサポートしますのでご安心ください。CSP 3daysにご興味のある方は、先ずは1dayからお申込みください。皆さまのご参加をお待ちしております。

藁科:学生のみなさんが夏休みを有効に活用することによって、秋学期以降の日常のコミュニケーションや、就職活動、ゼミでの活動など、CSPでの学びを実践に活かしていただけると思います。

CSP事務局(当社)は今後もプログラムやセミナーを通じ、コミュニケーションや就職活動に不安を感じている大学生を支援してまいります。